内科・小児科・アレルギー科・リハビリテーション科
吉川内科小児科 生薬方剤による漢方診療(保険適用)

吉川内科小児科は、愛知県名古屋市中村区、名古屋市立豊臣小学校の西にある内科小児科医院です。
高血圧や、肥満などメタボリックシンドローム、リセット禁煙、漢方診療(保険適用)を中心に
内科・小児科・アレルギー科・リハビリテーション科の診療をしています。お気軽にご相談ください。

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吉川内科小児科 生薬方剤による漢方診療(保険適用)

吉川内科小児科は、愛知県名古屋市中村区、名古屋市立豊臣小学校の西にある内科小児科医院です。高血圧や、肥満などメタボリックシンドローム、リセット禁煙、漢方診療(保険適用)を中心に内科・小児科・アレルギー科・リハビリテーション科の診療をしています。お気軽にご相談ください。

徒然日記

医学論文――法医学

禁煙と減量の指導が「予防可能な死」をなくす

【喫煙・肥満による全身の慢性炎症に意識を向け、疾患発症前に予防することが重要】
No.4819 2016.9.3 日本医事新報

法医学者が経験する解剖例の多くは、虚血性心疾患をはじめとした予防可能な病死例である。近年、虚血性心疾患は、喫煙や肥満が全身に引き起こす炎症の一臓器症状であることが提唱されはじめた1)

喫煙によるニコチンと一酸化炭素や、肥満による遊離脂肪酸と酸化LDLなどが活性酸素の放出を起こし、血管内皮の傷害やマクロファージなどの炎症細胞の過剰な活性化、血栓形成により急性心筋梗塞に至るのである。また、ほかの臓器では、脂肪織炎、腸内細菌叢の病的変化、自己免疫寛容の破綻などをきたし、脳血管障害、Alzheimer病、糖尿病、慢性腎疾患、非アルコール性脂肪性肝疾患、サルコペニアを発症させる。加えて、これら個々の疾患はお互いの危険因子でもあり、相乗的にリスクを増大させることから、患者の予後改善には、何よりも発症前の予防がより重要な意味を持つ。

したがって、これらの疾患を発症させないためには喫煙と肥満に対する介入、つまり、検診や外来での積極的な禁煙・減量指導に主眼を置くことが肝要である2)。個々の臓器を診るだけでなく、喫煙や肥満による全身の慢性炎症に意識を向けることが、虚血性心疾患だけでなく大多数の「予防可能な死」をなくすことにつながると期待される3)

【文献】 1)Cusi K:Gastroenterology.2012;142(4):711‐25.
2)Mozaffarian D,et al:Circulation.2016;133(4):447‐54.
3)Danaei G, et al:PLoS Med.2009;6(4):e1000058.

【解説】 宮尾昌,*玉木敬二 京都大学法医学 *教授