内科・小児科・アレルギー科・リハビリテーション科
吉川内科小児科 生薬方剤による漢方診療(保険適用)

吉川内科小児科は、愛知県名古屋市中村区、名古屋市立豊臣小学校の西にある内科小児科医院です。
高血圧や、肥満などメタボリックシンドローム、リセット禁煙、漢方診療(保険適用)を中心に
内科・小児科・アレルギー科・リハビリテーション科の診療をしています。お気軽にご相談ください。

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吉川内科小児科 生薬方剤による漢方診療(保険適用)

吉川内科小児科は、愛知県名古屋市中村区、名古屋市立豊臣小学校の西にある内科小児科医院です。高血圧や、肥満などメタボリックシンドローム、リセット禁煙、漢方診療(保険適用)を中心に内科・小児科・アレルギー科・リハビリテーション科の診療をしています。お気軽にご相談ください。

徒然日記

相手を見下す気持ちの裏には

法話4「実は僕、おばけなんです:心が作り上げる世界」より抜粋

(2016年10月1日、夕べの読経後の説法)Samgha JAPAN  2017 Spring vol㉖

 

相手を見下す気持ち。それらは私たち自身に気づきを失わせてしまう働きを持っています。相手を見下す気持ちの裏には「俺は大丈夫、私はそんなことはしない」という気持ちが隠れています。そこにこそ煩悩が忍び寄ってきているのです。

例えば夫が妻を殺した、というようなニュースを見て「愛する人を殺す。なんて酷いことを!そんなとんでも無いことをどうやったらできるの!」と、他人事のように思い込んでいますけれども、いざ自分のパートナーが自分の思い通りにいかないときに「殺したい!」と思う衝動を私たちは持っているのです。

これはどれだけ地位や名誉がある人でも、若くても年老いていても、仏教に興味があって修行をしている人でも、僧侶であったとしても例外ではありません。あいつはダメだ!と思って人を見下す瞬間は、煩悩が忍び込む瞬間です。

酷いニュースを見たり、聞いたりしたときには「自分もそうなる可能性がある。気をつけなければ」という心の態度が大切です。自分は違う、自分は大丈夫だという態度は心の隙間を生じさせ煩悩を入りこませてしまうものなのです。罪を犯し、悪事を働いてしまった人の姿を私たちに法(タンマ)を教えてくれる先生として、教訓とすることが重要なのです。もしカシアンが最初にお酒を飲む人たちを見たとき「あー、彼らはかわいそうだなあ。僕も酒には飲まれないように気をつけていかなくちゃ」という気持ちでいたら自分自身の心や行ないに注意深くなっていたことでしょう。

悪いニュースに触れたとき、当事者である彼らを責め、自分は違うということをことさらにアピールして彼らを見下すようなことをしない。自分にだってそうなってしまう可能性がある。でもそうならないように普段から気をつけていこう。こうした気持ちの向け方が大事になっていきます。

自分だけは天国にいて他の人は地獄に落ちている。そう見えてしまっているとき、気づかないうちに自分もまた地獄に落ちてしまうことがあります。狡猾な煩悩は少しずつ少しずつ私たちの気づきをついうっかりと失わせてしまう。自分だけは違う。あいつのようには自分はならない。そう心がつぶやく瞬間が、私たちが最も注意を向けなればならない瞬間です。

「私は大丈夫」

 

「だまし犯罪百科  間川 清  さくら舎」あとがきより抜粋

 

「私は大丈夫」というのは非常に危険な思考です。なぜなら、「私は大丈夫」いう考え方は、冷静になって考えなおすというだまされないために不可欠な姿勢を失わせるからです。

人はだまされるとき、心のどこかで「これはだまされているのではないか?」と思うものです。このとき「私は大丈夫」という根拠のない自信をもっていると、この「だまされているのではないか?」という心の声を無視してしまうことになるのです。

必要以上に他人からだまされてることを恐れる必要はありませんが、常に「自分はいつだまされてもおかしくない」という自分に対する健全な疑いをもつことが重要です。