内科・小児科・アレルギー科・リハビリテーション科
吉川内科小児科 生薬方剤による漢方診療(保険適用)

吉川内科小児科は、愛知県名古屋市中村区、名古屋市立豊臣小学校の西にある内科小児科医院です。
高血圧や、肥満などメタボリックシンドローム、リセット禁煙、漢方診療(保険適用)を中心に
内科・小児科・アレルギー科・リハビリテーション科の診療をしています。お気軽にご相談ください。

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吉川内科小児科 生薬方剤による漢方診療(保険適用)

吉川内科小児科は、愛知県名古屋市中村区、名古屋市立豊臣小学校の西にある内科小児科医院です。高血圧や、肥満などメタボリックシンドローム、リセット禁煙、漢方診療(保険適用)を中心に内科・小児科・アレルギー科・リハビリテーション科の診療をしています。お気軽にご相談ください。

徒然日記

医学論文――感染症①

溶連菌感染症と下痢    【抜粋】


No.4870 2017.8.26 日本医事新報より 𠮷川治哉 (𠮷川内科小児科)

 

日常診療において、初診時に溶連菌感染症と診断した患者が下痢を呈する事例がしばしば経験される。「溶連菌感染症と下痢」をキーワードとしてインターネット検索を行ってみると、溶連菌感染症の一症状として下痢の記載は散見される。しかし、両者の因果関係や頻度の記載はみられず、文献検索を行っても解明には至らなかった。

そこで、2016年2月~12月当医院において、「下痢やその他の消化器症状のみ」を主訴とした70人の患者に対して、糞便細菌培養・同定検査とA群β溶連菌迅速試験(以下、溶試)を、そして大多数の患者に糞便ウイルス検査を行った。うち3歳以上の54例において溶連菌、糞便中の病原微生物(病原菌and/orウイルス)ともに45%以上の陽性率を認め、両者に相関はみられなかった。溶試(+)26例中に幾多の家族内感染が生じていたことから、溶連菌感染症の実在と症状の多様性が示された。

今後、3歳以上の下痢患者に対しては積極的に溶試を行い、(+)であれば溶連菌感染症に対しての治療を考慮するべきであると考える。これにより、同感染症による後遺症や二次感染の予防も期待できるであろう。